<開会式>
開会式は、(社)日本経営協会 茂木友三郎会長、(社)日本病院会 山本修三会長、による主催者代表挨拶、厚生労働省 松谷有希雄医政局長、(社)日本医師会 唐澤c人会長(代読:宝住与一副会長)、(社)日本看護協会 久常節子会長の来賓祝辞、(株)ケアコム 池川充洋代表取締役社長の出展社代表挨拶、里村洋一ホスピタルショウ委員会委員長による挨拶が行なわれ、つづいて、上記7氏によるテープカットが行なわれました。
<出展社>
今回のホスピタルショウは、東京ビッグサイト東展示棟4・5・6ホールを使用し、出展社は368社、展示面積8,000m2(会場面積26,000m2)の規模での開催でした。
今回の「国際モダンホスピタルショウ2007」海外出展社は、中国から6社、アメリカ、シンガポールから各1社、台湾から2社と、3カ国・1地域、10社が出展しました。海外出展社は各社の出展製品によって、各ゾーンにブースを設け、展示を行ないました。
<出展物>
出展内容は、医療機器、環境設備関連をはじめ、看護関連、健診・ヘルスケア関連、医療情報システム関連、病院運営サポート・サービス関連など次の製品・システム等が展示・実演されました。
医療機器としては、超極細径注射針、治療用ドレッシングテープ、手術用手袋、ディスポーザブル麻酔用マスク、LED内視鏡、眼底カメラ、能動型自動間欠牽引装置や自動体外式除細動機などが出展されました。
外来部門では、自動電話受付&インターネット受付システム、保険証リーダー、受付順番になったら電話とメールで呼び出す診療予約システム、無線式診察順番・投薬用呼出表示装置、混雑情報発信タッチパネル、カルテや診察券用写真機、診療費カード支払機などが展示実演されました。
看護部門では、ナースコールシステム、ナースステーションシステムファニチャー、入院患者識別RFIDリストバンド、姿勢保持パット、離床センサー、医療事故・患者誤認防止システムなどのほか、ナースウェア、シューズも豊富に出展されました。
病棟部門では、準個室ユニット、ベッドサイドモニターのほか、カルテワゴン、診療材料キャビネットや、モバイルカートなどが豊富に出展されます。さらに高齢者向けのベッドモニタリングシステムやベッド見守りシステム、RFIDをはじめとする自動認識システム機器、ニュークックチル対応再加熱カートなども展示されました。医療用施設向等各種ベッドの新製品や感染・床ずれを予防する衛生マットレスなども出展されました。
病院環境設備関連では、医療用酸素濃縮装置、微酸性電解水生成装置、クリーンルーム対策ヒンジ、自動排泄処理機、感染性廃棄物処理専用容器、病院駐車場管理システムなどが出展されました。さらに患者異常観察システムや、徘徊検知センサーなどとともにアメニティを重視したサインシステム、ロビーチェアほかの各種家具、また院内スタッフステーション空間改善のための什器・備品の提案も行なわれました。
検査部門としては、血圧計、心電図記憶装置、セントラルモニタシステム、採血管準備システム、血液ガス分析装置、尿流量測定トイレ、リスト式体重計、在宅浴槽用体重計などが展示実演されました。
介護関連では、車椅子、シャワーキャリー、車椅子式入浴装置、ボンベカー、ネフライザー吸引機、さらに色弱模擬フィルタなども展示実演されました。
薬局関連では、全自動散薬分包機、薬剤関連システム、リアルタイム薬品管理装置などが出展されました。
医療情報システム部門では今回、健診システムがたくさん提案されました。また、電子カルテシステムも多数の企業から出展されました。とくに各科に特化した電子カルテや、病院向け・診療所向けなどそれぞれの医療機関に最適な電子カルテなどが提案され関心を集めていました。
画像情報部門では、超音波膀胱画像診断装置、読影診断モニタ用液晶モジュール、医用画像診断用ディスプレイ、循環器PACSシステム、X線フィルムディジタイザ、内視鏡画像管理システム、手術映像データベースシステム、医用画像配信システムなどが出展されました。
このほか情報部門では、入退院管理システム、看護職員勤務表作成システム、インシデント管理システム、病院経営分析システムなどが出展されました。また院内ネットワークインフラ、認証・侵入検知システム、タッチパネルモニター、非接触ICカードシステム機器なども出展され豊富な提案が行なわれました。
多岐にわたる病院業務を専門の外部機関に委託したり運営のコンサルタントを求めたりする病院も多く、ホスピタルショウでは病院運営サポート・サービスゾーンを設けています。院内コンビニや病院建築、エコロジーガーデンなどの提案や、医療コンシェルジュサービス、医療従事者のためのeラーニング教材、さらに人材紹介やファイナンスサポート、医療施設の清掃業務や、手術用ガウン・ドレープのリユースサービス、メンテナンス付熱帯魚水槽リースシステムなどが提案されました。
<企画展示等>
主催者企画として今回は「予防医療時代の健診イノベーション」を展開しました。来年度(2008年度)から健診とその結果に基づく保健指導の義務付けが開始されるなど国家的に生活習慣病の予防対策が強化されようとしています。そこで社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷保健事業部、社団法人東京都教職員互助会 三楽病院、医療法人社団 明芳会 池袋ロイヤルクリニック、さらに藤沢市・藤沢市保健医療財団、トヨタ自動車健康保険組合の協力を得、予防医療や健康増進への先駆的な取り組みについて紹介されました。
主催者企画のコーナーの中では待ち合いスペース、検査室、保健指導室などを設け、革新著しい検査機器や栄養指導、健診着、健診を支援するITシステム等を紹介しました。検査室は尿検査、身体測定、血液検査、循環器検査、超音波検査、オプション検査などの検査室を想定、展示展開しました。
さらに、主催者企画と連動する形で企画展示コーナー「予防医療時代の健診イノベーション−健診・予防医療コーナー」を設けましたが、それぞれ来場者の高い関心を集めていました。
展示コーナーとして「快適な病院づくりのために−空調衛生・省エネコーナー」(東4ホール)、「病院アメニティを求めて− “食”の提案コーナー」、「EHR構築に向けて−医療連携ネットワークコーナー」を設けました。同コーナーでは主催者企画として、IHE(ヘルスケア分野における医療情報統合活動)による地域医療連携について展示する「“医療連携”ITスポット展示」も設けました。
展示コーナー「快適な病院づくりのために−空調衛生・省エネコーナー」では、空気殺菌清浄機、クリーンルーム用エアコン、ダウンライト型脱臭・除菌装置、殺菌酵素フィルタ、殺菌エアータオル、弱酸性次亜塩素酸水、ホスピタルハウスキーピング、感染性医療廃棄物処理装置等の空調衛生関連と、省エネアタッチペアガラス、省エネ・コージェネ、電化厨房機器・システム、等についての提案が行なわれました。
展示コーナー「病院アメニティを求めて−“食”の提案コーナー」では、肉軟化調味料や魚肉ペプチド、栄養機能食品などのほか、クックチル対応再加熱カート、配膳車、スチームコンベクションオーブンなど展示実演されるほか、コンビニや病院内売店出店の提案などが行なわれました。
展示コーナー「EHR構築に向けて−医療連携ネットワークコーナー」では、スムーズな医療連携の実現を支えるEHR、電子カルテ、画像ネットワークシステム、セキュリティシステム等についての提案が行なわれるとともに、主催者企画の「“医療連携”ITスポット展示」では、IHE(ヘルスケア分野における医療情報統合活動)による地域医療連携などについて紹介されました。
<カンファレンス・セミナー等>
7月11日に実施された(社)日本病院会 山本修三会長による『これからの医療制度下における病院の役割』と題したオープニングセッションは大変な盛況で、会場は熱気に溢れていました。
また、11日の『「電子カルテシステムの導入効果とデータ活用」〜300床〜400床規模病院の実践から』と題したITフォーラム、13日の『新たな局面を迎えた予防医療と健診のこれから』と題したスペシャルセッション、『DPC対応で取り組むべき現実的課題への具体策』と題した病院経営フォーラムなどは満席の大盛況となりました。
さらに展示だけでは十分に伝えることができない新製品・技術、サービス、ユーザー事例等の情報をより明確に、より効果的に出展社が発表する場としての「出展社プレゼンテーションセミナー」、企画展示や展示コーナーの各種ステージも実施されましたが、各セッションとも大変好評でした。
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