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こんなものを作ってみました! ― 看護のアイデアde賞 応募作品紹介![]()
「国際モダンホスピタルショウ2008」では、特別企画として『こんなものを作ってみました! ― 看護のアイデアde賞』を今回初めて実施しました。
本企画は、患者さんのケアに携わる方たちの着眼によって生み出されたさまざまな改善工夫のかずかずを幅広く募集、この結果92点の応募があり、国際モダンホスピタルショウ委員会保健・医療・福祉部会の『こんなものを作ってみました! ― 看護のアイデアde賞』ワーキンググループにおいて慎重に審査が行なわれました。 審査にあたっては、あらかじめ応募者から提出していただいた「製品を開発・工夫したきっかけ・背景」「製品の特徴・改善工夫のポイント」「使用した時の利点・利便、有効性」「実際の現場での使用状況とその評価」「院内安全委員会で事前に検討されたか」等についてのレポートを中心に、さらに、ネーミングや、看護する側と看護される側の両方の視点から、その機能等をみた時の工夫の具合や、看護の質の向上への貢献度についても加味し、審査されました。 これらの結果、「国際モダンホスピタルショウ2008 こんなものを作ってみました! ― 看護のアイデアde賞」には、グランプリ1点、準グランプリ2点、佳作3点が選ばれました。
★★★グランプリ
★★準グランプリ ★佳作
★★★グランプリ
気管カニューレ収納幼児用ポケット付きエプロン 「救命( キュート)エプロン」
気管切開を余儀なくされ気管カニューレを挿入、入院している小児患者用で、気管カニューレを子供の手が触れにくくし関心もいかなくするようにしたアイデアが優れている。現場のニーズに対応して検討されてきたことは評価できる。こうした工夫で頑張っている現場に敬意を表したい。
★★準グランプリ
人工股関節術後の患者は自分で靴下を履くことが難しく、また一人暮らしの患者においては退院後の生活の不安要因である。従来から自助具がいくつかあるが踵まで履ききれず不快感が残るものがほとんどであった。今回は洗濯ばさみを工夫することで、踵まできちんと履くことができ、満足感の得られる自助具の工夫を行なった。
ベッドからの転倒転落の危険性が高い患者が、ベッド柵を下ろした時点で察知できるシステムがなく、高機能のナースコールを導入するには多くの費用がかかってしまうので、既存のナースコールを利用したシステムを考えた。センサーは取り外しを容易にするためマグネットを使用、またベッド柵が降りる際の衝撃が強く、断線やスイッチの破損などのトラブル防止のため、柵コールに角度をつけた。
患者がベッドを降りようとした時に赤外線で感知、あるいは患者が起き上がった時に紐が外れてなるナースコールなどはあったが、各種センサーと連動するナースコールに、ベッド柵が下ろされた際に感知するものを作った点が評価される。
当病棟では膝関節伸展位の保持や足(下肢)を挙げて安静にしておく必要がある患者が多い。足台を3段スライド式として足台が座面にすっきり収納できるようにした。
膝関節伸展位の保持や下肢挙上安静が必要な患者用に作成した車椅子で、3段スライド式足台というアイデアが優れている。
★佳作
小児科病棟では、家族面会中、ベッド柵の上げ忘れによる転落事故が多かった。ページを開くと、ベッドや子供が飛び出すようになっており、見て危険が認知でき、子供患者も一緒に楽しめる。
子供患者にベッドからの転落事故防止を教えるのに優れている。指導用ツールとして考えられる他の方法の場合はコストがかさみ、絵本パンフレットという道具を選んだ点も評価できる。
車椅子用トイレを一人でも安心して使用できる方法はないかと考えた。前面に腕を乗せる台を作り、麻痺側上肢を置く事で座位のバランスが保て、前方やサイドへの倒れこみを予防する。
車椅子用トイレには手すりが付いていても運動麻痺や失調症状のある患者には不十分だったが、着座した時に、患者の前面にもバー(支持棒)がくるようにした点が特に優れている。
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