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国際モダンホスピタルショウ2010 「いのちの輝きを! 明日に架ける健康・医療・福祉」
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ホスピタルショウコラム

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リレーエッセイ「看護の現場から」第7回
ベッドサイドからのコミュニケーションが大切!

旭川赤十字病院 【第2回看護のアイデアde賞準グランプリ受賞病院】
看護副部長 前田 章子 氏

病院で入院している患者と医療者は、両者の信頼関係で成り立っている。信頼される医療を行うためには、病院のさまざまな職種が協働しチーム医療を行うことが重要である。患者や家族が期待する結果と医療や看護が違う時、不満の感情から病院に対して苦情・クレームといった形で医療コンフリクトが発生する。最近、コンフリクト・マネジメントのスキルを身につけた医療メディエーターにより、中立的な立場で医療者と患者・家族間の対話を促進し関係を調整していくメディエーションが注目されている。医療メディエーターを育成し、配置する施設も増えている。医療コンフリクトにまで発展させないためには、日頃からのコミュニケーションで双方の考えを共有し、思いを伝えやすい環境づくりが大切である。

2008年11月旭川赤十字病院では医療看護支援ピクトグラムを日本で初めて導入した。その目的は、患者・家族と医療者間で情報を共有することとコミュニケーションツールとして活用することである。医療看護支援ピクトグラムは、インフォメーションボードとしてベッドサイドに設置している。このボードには、他に転倒転落危険度、注意事項、受け持ちナース名と合わせて4つの情報を表示している。看護職は、忙しい看護業務をこなすことに追われ、患者一人一人に目を向けゆっくりと対話することが難しい現状にある。しかし、そのなかで医療看護支援ピクトグラムを使って注意事項等の説明を行い、患者・家族や職員間で情報を共有することは事故防止にも役立つと感じている。

インフォメーションボードは、2009年国際モダンホスピタルショウで「第2回看護のアイデアde賞」準グランプリをいただいた。患者・家族に納得できる安全安心な医療・看護を提供し患者満足度を向上させるために、医療看護支援ピクトグラムを活用しベッドサイドから意識的に対話を促進していくことが大切と考えている。
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