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国際モダンホスピタルショウ2011 「いのちの輝きを! 明日に架ける健康・医療・福祉」
HOME > 特別企画「第4回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞 応募作品紹介

第4回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞 応募作品紹介

生活支援(QOL向上等) / 患者参画(情報提供・教育) / 医療安全 / その他

  
生活支援(QOL向上等)
車椅子用やわらかガード
不髄運動のある患者が車いすの肘かけ部、脚部のスチールパイプに下肢が当たって傷ついてしまうことがあるため、タオルを巻いて保護していたが、水道管保護ライトチューブを巻いて保護するように工夫した。患者の移乗時にも脚部が保護されているので、安心して移乗させることができる。材質がスポンジなので軽いし、脚部のスチールパイプにぶつかっても痛くない。
医療法人青優会 南小樽病院 看護部

体位変換用枕「NAMAKO」
拘縮があり、沈下性肺炎を繰り返す患者のポジショニングを完全側臥位をとるよう助言され、側臥位時の体位変換枕を考案した。リネン室で不用となったオムニマットを製作したカバーの中に2つ折りにして挿入し、アーチ型にして使用している。適度な硬さがあり、完全側臥位となり、時間が経過しても体勢が崩れにくい。
北海道恵愛会 札幌南一条病院 看護部

クッション入り腹掛け
胃ろうを触ったり、摩擦したりできないように安価で、簡単に装着できるようなクッション入り腹掛けはできないかと考え製作した。本作品は、首の部分をひもで調節できるようにした、中央に取り外しのできる円座を付けられるクッション入りの腹掛けである。1つ目の円座を被せることで胃ろうチューブの根元が立ち、その上に本作品を装着することで、胃ろうチューブがずれず、無意識に瘻孔部を掻くこともなくなった。
北海道恵愛会 札幌南一条病院 看護部

ベッド柵保護(プールスティックの活用)「痛ぐながんす」
プール等で使用するスティック状の浮き具を用いてベッド柵の保護を行なった。中止部に穴が開いているため、一側面にカッターで切り込みを入れ、柵に挟めるような形で使用している。スティック状の浮き具は百円ショップで購入できるため低コストで、製作も容易である。本作品を使用することにより、内出血、裂創の軽減が見られ、打撲時の衝撃緩和に有効であった。
医療法人友愛会 盛岡友愛病院 西2階病棟 千葉沙葵

臥床患者の食台「傾斜台」
脊椎圧迫骨折などで、ベッド上安静となる患者が自力で食事を摂取できるように傾斜台を考案した。本作品を使用することにより自力で摂取できるようになり、また食事の内容が見えるため食欲が増したり、本を読むことができるなどQOLの向上につながった。
JA福島厚生連 白河厚生総合病院 看護部3階西病棟

アーム式モニター固定法「アームちゃん」
従来、携帯式モニター心電図は首から紐でぶら下げており、寝返り時や排泄動作時に煩わしい、肩こりが酷くなるなどといった面があった。そこで携帯方法を検討し、モニター心電図を装着している患者の苦痛軽減を図るため考案した。装着していても邪魔にならず、衣服の着脱も容易で、密着性やリードが体に絡まないようにしてある。認知症患者のモニター自己抜去が減り、長期モニタリングができるようになった。
JA福島厚生連 白河厚生総合病院 看護部6階東病棟 薄井千夏

「盲・点・眼」
入院中、患者に看護師が点眼介助するとき、不安から反射的に目蓋が閉じられ、点眼に失敗することがある。そこで、容器の肩口に指標を書き、その指標を注視しながら容器を上下させ、点眼薬滴下口が盲点で見えなくなったところで点眼する。そうすることで、目薬が落ちるタイミングが分からなくなり、目蓋が反射的に閉じることを遅らせることができ、うまく点眼することができる。(特許第4570013号)
熊倉 友一

ベッド上安静患者の食膳セッティング用具「おてつ台」
ベッドアップ制限のある患者への食事時のセッティングでは、食器のふたをお盆の下に入れ食器の中身が見えるように傾けていた。しかし、安定感に欠け、見栄えも悪かったので本作品を考案した。その結果、ベッドアップ制限のある患者でも食事内容が見やすくなり、自力摂取可能となった。すべり止めシートを使用したことで傾きによる食膳と食器のズレ防止に役立ち、繰り返し使用できる。
桐生厚生総合病院 看護師長 村岡容子、岸本美保、須藤雪絵、高柳直美

靴掛けハンガー「かける君」
ベッドの下に患者の靴が潜り込み、片方が見つからない、取りづらい、靴を取ろうとして転倒するといったアクシデントがあり、事故防止のために本作品を考案した。「かける君」手の届くところにかけてあるため靴が取りやすくなり、自分で靴を履いて待っていられるようになった。またベッドの下に靴が入り込むことがなくなり、靴を探す手間がはぶけた。靴が邪魔にならなくなり、ベッドサイドでの介助がしやすくなった。
桐生厚生総合病院 看護師長 村岡容子、宇津木朋子、植竹マル子、坂口裕子

体位変換用具「ザ・サポータオル」
1人でも簡単に体位変換やポジショニングを行なえるよう本作品を考案した。側臥位が保持できない患者に本作品を使用することにより、創処置やポジショニングが簡単に行なえ、介護者の負担を軽減することができた。また、一人で支えながら処置を行なうことが困難な患者に対しては2人で訪問看護を実施していたが、本作品を利用することにより、1人でも処置を行なうことが可能となった。
社会福祉法人埼玉慈恵会 埼玉慈恵病院 外来

トイレットぺーパー保管容器「ペーパーホルダー くるくるくん」
トイレットペーパーをそのまま机に置いたりして使用していると転がったり、見た目もおかしいため、日常あるもので容器を作れないかと思い考案した。内側に突出している底があるペットボトル2個を切って製作。底の突出部をトイレットペーパーの芯受けとして利用しており、10分もあれば作ることができる。机に置いておいてもおかしくないし、転がることもない。
秩父市民病院 院長 勅使河原 正敏

マダネット付きクリアホルダー「じきはさむくん」
掲示に画鋲を使うことは少なくなったが、それでもまだ目につく。そこで、安全なものをと考え、いらなくなったクリアホルダーをリサイクルして製作した。掲示物の交換、取り外しも簡単で、画鋲も使用しないので安全。印刷物もきれいな状態で長期間掲示でき、そのまま外して保管することも可能である。
秩父市民病院 院長 勅使河原 正敏

ステッキホルダー「たおさんぞうくん」
外来診療室に入ってきてとステッキを置く場所に迷ったり、置く場所が悪いと倒れてしまったりといったことがある。そこで、臨床検査室から出る穴あきスポンジを再利用した本作品を考案した。磁石が付いているので磁石が付くところであれば予め備え付けておけるし、ステッキに付けたまま使用する場合には磁石の付くところであればどこにでも置いておくことができる。
秩父市民病院 院長 勅使河原 正敏

掃除機対応吸引器具「簡易型すいとるくん」
訪問看護の訪問時に手軽に使える吸引器具があればということから考案した。灯油注入用のホースポンプを吸引チューブとして利用、吸引圧減圧器具にはサランラップの芯とペットボトルを再利用して製作、掃除機とつないで使用している。
秩父市民病院 院長 勅使河原 正敏

介護衣「らくらくファスナー」
上肢骨折時、痛みがないように着替えができないかと思い考案した。ひもで縛るタイプのものなどを試してみたが、寒い、すぐに外れてしまうといった欠点があった。そこで、ファスナーを使用し、腕周りの幅を広げることで改善した。アイロンテープで接着しているため、家にある洋服に簡単に付けることができる。また、ギプス・シーネ固定時や麻痺のある方、子供だけでなく大人にも使用できるし、下肢にも応用できる。
大森赤十字病院 看護部 石井由美子

保冷枕カバー「Coolにフィット枕カバー」
保冷枕を使用する際、「時間経過とともに枕・保冷枕の位置がずれる」、「枕の形がずれて首が後へ反れる」などの問題があった。そこで、使用物品を変えずに病院枕と保冷枕を使用しながら問題を改善できるものとして考案した。病院の枕に本作品をかけ、枕側に作ったポケットの中に保冷枕をそのまま収納している。ベルトとバックルで固定することにより高さの調節が自由にできる。また、市販材料を使っているため安価で簡単にできる。
東京都立神経病院 9B病棟(脳神経内科病棟)

整理シーツ「チューブはおまかせ☆がってんシーツ!」
チューブ、コード類を使用している患者が多く、チューブ類の整理を簡単にできる方法を検討していた。本作品は身近にあるシーツを利用しており、シーツの上部5カ所、下部2カ所にスナップボタン付きのゴム紐を左右対称に取付け、点滴などのチューブ類をまとめられるようにした。また、心電計も固定できるような幅2pのゴム紐も取付け、ギャッチアップしても落ちないようにした。さらに、夜間でも見えるようピンク色のゴム紐を使っている。
JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院 5N病棟 看護研究メンバー 鈴木弓依

お薬管理箱「らくらくおくすりボックス」
精神科の治療では薬物療法が治療の第一選択肢だが、副作用、認知機能障害などの理由から服薬を継続することが困難な患者が多い。薬の管理にお薬管理箱の利用を推奨しているが、退院後、残薬数が合わない事例があったので本作品を考案した。プラスチックケースと樹脂製の仕切り板を使って1日3回、1週間分の薬をセットできるようにした。また、服薬時刻を見えやすい位置に貼ることによって、どこの場所の薬を飲めば良いのか一目で分かるようにした。
地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こころの医療センター 在宅支援・薬剤室

介護服「てまどらん」
老々介護で寝たきり状態の患者のオムツ交換、寝衣交換が困難な症例に対処するために考案した。本作品はバスタオルを使用しており、患者の胴回りに合わせて2カ所紐を取付けるだけで完成。テープ留めタイプのオムツの場合には、患者を側臥位にすることなく、タオルをめくり上げる形でスムーズに交換できる。また、汚染時の交換や洗濯も簡単。さらに、背中にしわができにくく、褥瘡予防にもつながる。
医療法人光心会 訪問看護ステーション あかいわ

手浴器「どうにか洗っ手」
手指拘縮・麻痺のため手指の清潔が不十分な患者の手浴を、ベッド上に臥床した状態で一人でケアを行なうために考案した。パン焼き用のアルミ容器と良肢位を保持するために長い台所用スポンジを使用している。容器に水を注ぐことで手のポジショニングが十分に行なえ、手指の清潔が行なえる。清拭では悪臭までは取り除けなかったが、手浴することでスキントラブルも改善する。
医療法人光心会 訪問看護ステーション あかいわ

杖備品「つえたてーる」
診察室や自宅のベッドサイドで杖を立てかけておく際、不安定な状況で杖を立てかけると倒れ、周囲に危険を及ぼすだけでなく、騒音の原因にもなるため考案した。100円商品のシャワーホルダーを改良し、洗濯バサミと組み合わせて使用する。大き目の洗濯バサミを使用することでベッド柵、支柱、ドアなどどこにでも設置できる。杖の着脱も片手でスムーズに行なえ、持ち運びも可能。
医療法人光心会 訪問看護ステーション あかいわ

リハビリ用具「足裏刺激ころころ」
足指の拘縮がある患者に座った状態で自主訓練を安全に行なってもらうために考案した。布袋にゴルフボールを入れたものをベッドサイドに設置し、踏み込む動作を行なうことでリハビリにつなげようと考えた。日常生活上、困難なリハビリが座った状態で行なえ、足指の拘縮や足の変形予防にもなり、歩行時の転倒リスクも軽減する。適度な刺激があり、爽快感が得られる。
医療法人光心会 訪問看護ステーション あかいわ

手浴器「じゅうぶん洗っ手」
オーバーテーブル上に洗面器を設置し、手浴を行なっていたが患者は水跳ねに気を使い、手を浸す程度で手指の洗浄が行なえていないため考案した。シャワーキャップを洗面器に装着し、手前に切れ目を入れ、その部分から手を差し入れ手浴を行なうため、水はね、水漏れの心配もなく気持ちよく手を洗うことができる。
医療法人光心会 訪問看護ステーション あかいわ

介助具「磁石でひっつくん」
両手指を切断した患者のQOL向上のため、毎日行なう食事動作や歯磨きを自分で行なえないかと考え考案した。以前は介助者が手部に包帯等で巻いて固定していたものを、磁石を使用することによって自分で装着できるようにした。汚れたときのために本体を皮で作り、2000ガウスと強力な磁石を水気に強いボンドで付けている。さまざまなアタッチメント部品を使用することで、さらなるQOLの拡大が期待できる。
医療法人 眉山病院 リハビリテーション科 小河忠義

御用聞きタイム「オーダーテイクタイム」
15時30分過ぎに集中するナースコールの発呼を何とかできないかと考え、発呼回数と内容を調査したところ、多くが時間と関係のない要望や簡単な質問などであった。そこで、15時30分に「トルコ行進曲」を30秒間、全館放送で流した後、「ご用を聞く」ために受け持ち患者を訪室し、患者の問題を解決している。その結果、午後のナースコールは激減した。
財団法人小倉地区医療協会 三萩野病院 看護部

ウロガードカバー「Theカバー」
尿の性状などが他人の目に触れないようにウロガードを覆う本作品を考案した。ウロガードは覆われているので尿の外観は見えないが、カバーを少し上げるだけで尿の性状や量の観察が確実に行なえる。足にウロガードが接触しても布製なので皮膚を傷つけることがなく、移動時にも見た目が良い。安価に作ることができ、洗濯も簡単で衛生的。
医療法人社団誠心会 萩原中央病院 4階病棟 佐藤惣代

接触スイッチ式ナースコール
筋力低下によりナースコールが困難になった患者とのコミュニケーション手段として本作品を考案した。ボタン式ナースコールを改良し、接触することによりコールできるようにしてある。微力でコールでき、軽い跳ね返りもあるため押したままになることもなく、無理なく頻回にコールすることができるようになった。ダンボールとネジを使用しているので低コストで製作できる。
恵光会 原病院 看護部

足部褥瘡予防用具「フットコズレン」
耐圧分散マットを使用した際に臥床時の体圧は、仙骨部で平均25mmHg、踵部で40mmHgと踵部にピンポイントに圧が加わり除圧が必要である。そこで、対象者の体型に合わせて調節でき、着脱が簡単で足の動きを拘束せず、足の形状に沿いズレにくく、踵部の除圧ができる独自の用具を作成した。流動性に優れ、体になじみやすく、復元力がある中材を使用し100gと軽量である。踵部体圧の平均は17.8mmHgで除圧効果があった。
中津市立中津市民病院 看護部5階病棟 古野眞智子

タオルホルダー「あかすりホルダー」
後遺障害等でどちらかの手が不自由な患者が入浴の際に使用するために考案した。市販品の"あかすりタオル"をゴム製のバンドやストッパーを利用している。入浴の際に介助なしで洗うことができるようになり、完全な満足は得られなくても、自分で洗ったという達成感が得られる。片手で洗う場合はその利き腕は洗えないが、本作品は利き腕も洗え、好みのあかすりタオルの感触を感じられる。
クリエートテック 黒木 満

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患者参画(情報提供・教育)
ベッドサイド作業療法ソフト「リハビリくん」
患者の離床機会を増やし、活動量を高めるためベッドサイドソリューション端末(テレビと一体型のモニター端末)を利用したゲームソフトを開発した。ゲームの種類は"書く・考える・さわる"といった項目に分けられており、全部で8個のゲーム用意されている。内容は簡単で、すぐに理解できるようになっており、住んでいる街の写真、ことわざなどを用いている。実施状況のログ(履歴)も取れ、個別の成績や時間、実施回数等も把握できる。
特定医療法人社団 高橋病院

集中治療室紹介「家族の皆様へ『ICU=I See You 24時間見守ります!』」
「集中治療室の中はいったいどんな風だろうか」と患者の家族は疑問に思っていることが多い。面会時間、面会人数にも制限があり、どのような治療や看護が提供されているのか分からないことばかり。そこで、家族の方にICUのことを知ってもらうため本作品を製作した。ICUでの1日の流れを分かりやすい言葉と写真で現し、ICUの家族控室の壁に貼り、面会時間を待っている間、見ていただけるようにした。
国保 松戸市立病院 集中治療室

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医療安全
ベッド柵保護「ボディーガード・優柵」
パイプを保護する発泡スチロールでできたライトチューブを使用してベッド柵を保護し、その上からポリエステルのネットでカバーしているので、手足が挟まったり、こすれて皮膚剥離などを起こすことがなくなった。軽量で、白いネットを使用しているので見た目にも違和感がない。ネットなので風通しも良く、患者の観察もできる。洗濯も容易で、清潔に使用できる。
北海道恵愛会 札幌南一条病院 看護部5階病棟 竹内順子

リキャップ防止専用容器「リキャップ さよなら箱」
リキャップ時に手を使わないために、2種類のシリンジ(ロック式シリンジ、針一体型インシュリン用シリンジ)専用容器を考案した。外枠にタッパーウェアの容器を使用、キャップをひっかける仕切りは手で簡単に折れ組み立てられる「キララポキポキ仕切り板」を使用しており、低コストで作成できる。使用しないときには、タッパーウェアの蓋をしておけるので埃も入らないし、リキャップする行為を一切なくすことで針刺し事故を防止できる。
旭川赤十字病院 看護部 前田章子

固定バンド「そろっ手」
全身麻痺のある患児の入浴介助の際、両腕が垂れ下がってしまい危険だったため本作品を考案した。柔らかい素材のヘアバンドを活用、入浴時には両手首を入れて固定して使用している。また、ひよこのアップリケの上のゴムを取付けたことにより、手首が抜けにくくなり、干したり、収納したりする際にも便利。
流山市訪問看護ステーション

ドレーン観察項目「どれ?どれ?ドレーンチェック」
腰椎ドレーンなど留置中、体位変換やベッドでのCT搬送の際、一時的にドレーンをクランプし、終わってからクランプを解除する。しかし、解除が遅れてしまうことなどがあったため本作品を考案した。黄色、青、赤などの目立つ色で、チャンバーの脇に吊るすことにより注目できる。また、「どれ?どれ?のチェックはした?」などのスタッフ間の声掛けが生まれ、ドレーン管理の意識が高まった。
国保 松戸市立病院 集中治療室

抑制帯「守帯(まもりたい)」
起き上がり防止のセグフィックスがないときに使用している。幅広のマジックテープで固定するため剥がれにくく、体格の違う患者にも対応できる。また、幅広の布で固定するため患者への圧迫感、肩の抑制感が少ない。緑色なので血液などの汚れが目立ちにくい。
佐野厚生総合病院 東6階病棟

吸引ホースホルダー「清潔!快適!ホースホルダー」
内科病棟では呼吸器疾患の患者が多く、吸引を行なう機会が多いが、吸引後に吸引ホースの先端が壁に接していたり、ホースから液が垂れていることなどがあり、不潔だと感じていた。そこで、不要になった注射器の外筒と安価なS字フックを利用し、吸引ホースの先端を入れられる本作品を製作した。吸引ホースの先をホルダーに入れることで、床頭台や壁などへの液垂れがなくなり、感染予防に配慮した環境を提供することができる。
医療法人聖仁会 西部総合病院

転倒転落対策グッズ「安全サクに『鈴ボード』」
療養病棟では認知症の患者が多く、ベッドからの転落事故が少なくないので、ベッド柵に鈴を付けたりしていたがあまり効果的ではなく、患者の動きを察知できるものはないかと思い本作品を考案した。体がボードに触れると音がするので、降りようとする動きを知ることができる。ボードを柵にかける取っ手はわざと華奢に作ってあるので、力が加わると外れるようになっており、危険を知らせてくれる。
社会福祉法人埼玉慈恵会 埼玉慈恵病院 外来

生物学的インジケータ保管ケース「BI保管ケース」
第三者評価では週1回以上、生物的インジケータでの滅菌判定が求められているが、当施設では毎日実施している。そのため、31日分のインジケータを入れられる保管ケースが滅菌台数分必要となる。そこで、A4版クリアケース、ペットボトル用製氷容器と隙間用テープを使用して製作した。クリアケースを使用しているため外部から目視でき、実施の有無が客観的に確認できる。
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院  手術室看護科 高橋健治

サーフロー内筒針(注射針)専用セーフティボックス「ペットボトルのリサイクル『キャッチャーくん』」
針刺し事故防止のため安価で、安全の保たれたボックスができないかと思い考案した。ペットボトルをリサイクルし、安全性を考え二重構造にし、百円均一ショップで購入したトイレ用のダストボックスに収納し、使用している。軽く、持ち運びにも便利で、しかも、二重構造容器が硬いダストボックスに収納されているので安全である。安価にでき、作業時間も短時間で済む。
秩父市民病院 院長 勅使河原 正敏

シリンジサック「うめキャップ」
胃ろうに薬剤(液状もしくは完全に溶解したもの)、半固形化栄養剤等を注入する際、シリンジを利用するが、シリンジの先端がチップ型のため薬剤、栄養剤がシリンジからこぼれやすいため本作品を考案した。廃品処理時に気管切開チューブの一部を切り取って利用している。キャップがゴム製のためシリンジになじみ、また、シリンジから外れることなく栓として使用できる。丸洗いも可能なので使いやすい。
医療法人財団 梅田病院 看護部療養病棟 美濃津康子

入浴・プール用気管切開Yガーゼ「水に濡れても安全保護具『すいとーる』」
気管切開患者の入浴には水が入らないように注意しなければならないため、気管切開孔が見えやすく、安全に入浴させる方法はないかと考え製作した。本作品は、100円ショップなどでも手に入る、吸水性の高いセームタオルを使用している。それを気管切開患者が使用するYガーゼと同じ形に裁断したものである。吸水性が良く、タオルが濡れると色が変わるので分かりやすく、気管切開孔が見やすい。
東京都立東部療育センター 療育部 福田悦子

ベッド柵固定カバー「おろセーヌ」
転落予防のためベッド柵を使用しても自ら下ろしてしまったり、柵を抑制帯や弾性包帯で固定したりしていたが手間がかかり、看護師によって固定方法も異なるため有効でない場合があった。また、災害時に速やかに解除できない危険性もあり、見た目にも拘束間が強かったため本作品を考案した。クッション代わりになるようにキルティングを使用しており、色もやさしい水色を使用している。
NTT東日本関東病院 看護部 稲生香理

ベッド柵保護カバー「柵ガードマン」
ベッド柵使用中、体動によりベッド柵に身体をぶつけてしまい、損傷や出血斑などを作ってしまう危険を回避するため考案した。クッション代わりになるようにキルティングを使用しており、色もやさしい水色を使用している。また、柵の頭部から足元まで全体を覆うように布を袋状にしてある。患者自身がカバーを触っても、プラスチックバックルで固定されているのでずり落ちることがない。
NTT東日本関東病院 看護部 稲生香理

ベッドサイドプロテクター「ネットで安心柵」
ベッド頭側のボードとベッド柵の隙間があり、頭からの転落の危険性があったので本作品を考案した。本作品を外さずベッド柵の上げ下ろしができ、ネットを使用しているため患者や看護師も視野を遮られることがない。装着が簡単で、洗濯もでき、耐久性がある。
東京都立広尾病院 看護部看護科710病棟

排泄ケア用具「『ぱっ』と入れバッグ」
自室以外から患者がトイレに行き排泄を行なうことがあり、排泄介助を行なう際、必要物品が不足していることなどがあったので本作品を考案した。本作品を使用するようになったことで患者を待たせず、直ぐに排泄ケアを行なうことができた。また、患者を一人でトイレに待たせることもなくなり転倒予防にもつながった。さらに、排泄ケアをスムーズに行なうことにより、患者の自信となり在宅復帰への一助となった。
JR東京総合病院 看護部 伊藤朋美

杖立て「倒れん棒」
杖を使用している患者が杖を壁や荷物置場のカゴに立てかけて、杖が倒れてしまう場面をよく見かけたため考案した。差し込んだ入り、引っ掛けたりするような手間や操作がいらず、立てかけるだけでよく、誰にでも簡単に利用できる。杖だけでなく松葉杖や傘にも利用できる。また、荷物カゴに設置したことで荷物と一緒に置け、杖の忘れ物もなくなった。
JR東京総合病院 1階外来 滝澤成美、渡辺英子、高 京子

X線撮影用曝射スイッチ「どこでも曝射スイッチ」
体位保持不良の患者のレントゲン撮影を行なう際、スタッフが検査室内に入り、体位保持を行ないながら撮影することがある。しかし、撮影用X線曝射スイッチを検査室内の任意の場所に固定することが難しく撮影に難儀していたが、X線曝射スイッチ背面にマグネットを取付け、検査室内の金属部分に固定できるようにした。その結果、患者から離れる機会が減少し、リスク回避が図れるとともに、必要最低限の人数での撮影が可能となった。
辻内科循環器科歯科クリニック 放射線科 内山恵司

スプリント・ミトンとの合体シーネ「痛くないね。ひとつですっきり!」
小児科病棟では、点滴の自己抜去はなくならず、テープの種類や固定方法を工夫しても皮膚トラブルが起きている。そこで、テープでの頑丈な固定が必要なく、安全かつ容易な固定方法を検討し、本作品を考案した。市販のミトン、スプリント、シーネをひとつに合体させ、関節に合わせて曲げられるようにした。点滴刺入部の観察がしやすく、固定が容易で、テープやシーネの交換時間やコストも削減できた。その結果、皮膚トラブルも点滴自己抜去も起こさなくなった。
東京都立神経病院 看護科7A病棟

伝達用クリップ「メッセンジャークリップ」
診察待ちバインダーに付箋を貼って伝達していたが、剥がれる、記入に時間がかかるなどといった欠点があった。そこで、頻繁に使用する伝達事項をラミネートしたものをクリップで挟むようにすれば業務の効率化、受診者の待ち時間緩和などにつながるのではと考えた。スタッフが目的別に取り出しやすいように色分けしている。ラミネートしているので汚れ、水分などが付いても拭き取ることができ、メッセンジャークリップを使用しているので半永久的に使用できる。
医療法人社団相和会 みなとみらいメディカルスクエア 医療技術部 藤井理恵子

肘関節抑制つつ「マジックテープ式抑制つつ」
脳外科のドクターがフランスの学会で同様のものをサンプルとして貰ってきたがワンサイズしかなかったので、年齢、体格に合わせた抑制つつが必要となり製作した。マジックテープで脱着するため着替えがしやすく、皮膚の観察もしやすい。クッション材が入っているため皮膚の損傷を防いだり、創の安静を図ることができる。また、肘関節を抑制するため装着したまま手を使うことや、遊ぶこともできる。
独立行政法人県立病院機構 静岡県立こども病院 西6病棟 佐地千穂

点滴対応両肩スナップ・パジャマ「点滴対応両肩スナップ・パジャマ」
点滴中にパジャマを着替えようとすると、点滴ポンプのスイッチを止め、点滴チューブを外すなど看護師の介助が必要となる。しかし、本作品は両袖が肩から袖口まで全開するので、着替えで生じる不便を解消できる。また、側臥位での褥瘡を考慮し、スナップボタンを肩の稜線より前側に取付けるなど、看護現場の経験を生かしたさまざまな工夫を取入れている。肌に優しい綿100%のニット素材を使用、国内の子供服専門縫製工場で丁寧に仕上げている。
こあら 安田 みゆき

小児用体幹抑制帯「YUKIちゃんバンド」
乳幼児期に行なわれる先天性心疾患の術後は、気管チューブ、中心静脈カテーテル・ドレーン類など種々のルートを有している場合が多く、安全保持のため体幹を抑制する必要性があった。しかし既存のものは、小児のサイズやルート類に考慮したものがなかったので製作した。患児の大きさに合わせてファスナーで調整でき、着脱、ドレーンのミルキングやオムツの交換が容易で、患児の肌に直接触れる部位にはネル地を使用していて吸湿性に優れている。
富山大学附属病院 看護部集中治療部

ウロガードカバー「見えるんです」
尿の丸見え状態をなくし、少しでも恥ずかしい思いをすることがないように考案した。ボタンを使用しているので着脱が簡単で、カバーをかけたまま尿を捨てることができる。袋ではなく布を使用したカバーとし、目盛りが見えるように中央部分がレース地なので尿量が見やすく、性状も性格に確認できる。内ポケットに消臭シートを入れられ脱臭効果がある。
市立砺波総合病院 看護部 玉井潤子

湯温計「らくらくおんどっち」
足浴に関するインシデントが発生したため簡便で安価な湯温計をということでデジタルサーモテープを利用している。元々、工業用に使用されていたものなので応答速度が1秒以内と早く、破損のリスクも少ない。温度が色と数字で示されるため視認性も高い。ただ、耐水性が低いためラミネートコーティングして保護している。保管は水分を拭き取り立てておくだけと手軽で、使用中は胸ポケットにも挿しておける。
公立大学法人 和歌山県立医科大学附属病院 看護部

採血用枕「みさか棒」
肘静脈での穿刺アプローチの困難な患者が増加しており、やむなく手背からの穿刺アプローチとなる場合があるが、スムーズに手背が伸展でき、穿刺アプローチできるように本作品を考案した。円柱状の枕で中心部分に"EVA"という硬めの素材を使用、その周りをクッション性のあるウレタンスポンジで包んでいる。外側は合皮を使用し汚染時に拭き取れるようにした。調整の手間が省け、採血者の技量や患者の状況を選ばず使用ができ、穿刺アプローチがしやすくなった。
独立行政法人労働者健康福祉機構 関西労災病院 看護部 三阪恵美

ベッドタップ
ICUでは非常に多くのME機器を使用しており、コード類の整理・確認に時間を要していた。そこで、ICUベッド周囲のME機器のコード類の整理のために工夫した結果、ベッド足側周辺のME機器のコード類が整理しやすくなった。また、ME機器を装着したまま検査・治療にベッドで移動する際にも、効率的かつ安全に行なえるようになった。
兵庫県立姫路循環器病センター 看護部

ベッド柵カバー「超簡単挟み込まないぞ〜カバー」
手・足の挟み込み、打撲予防のため柵をパイプ保護チューブで巻いていたが、手がベッド柵の間に挟み込まれ動けなくなることがあった。本作品はマジックテープを縫い込んだ透明な厚めのビニールを柵に被せるように装着し、ベッド柵下部でマジックテープを合わせ止めつけている。透明なので中の患者の様子も観察しやすく、汚れなども拭き取りやすい。ベッド柵の上げ降ろしがスムーズに行なえ、ベッド柵全体をカバーしているため事故防止にもなる。
独立行政法人国立病院機構 広島西医療センター 医療安全管理室 重症心身障害者病棟

蛇管カバー「TKK(低価格)蛇管ノータッチ君」
人工呼吸器装着中の患児が蛇管を手で引っ張り、エクステンションチューブと蛇管の接続部を外すことが度々起こったため考案した。人工呼吸器の加温加湿器用の蒸留水の空ボトルを利用しているため清潔で、低コストで作成できる。蛇管の接続部より長く、広範囲を覆うことができ、適度な硬さもあるため蛇管を患児が外すことができなくなった。また、半透明なので蛇管の様子が観察でき、マジックテープを付けているため簡単に着脱できる。
独立行政法人国立病院機構 広島西医療センター 医療安全管理室 筋ジストロフィ病棟 山田 都

簡易式洋式トイレ用採尿補助具「ハルントレール」
尿量測定の指示のある患者から採尿が難しいと言われ考案した。極めて浅い円筒(たらい形)にはねをつけたもので、便座を上げ便器にのせる感覚で嵌め込むだけ。特に女性の患者には便利だと好評。使用後は軽く水洗い後、そのまま次亜塩素酸に浸漬し消毒・乾燥できるためいつも清潔である。安価であり、形状が簡単なため消毒・洗浄が確実に行なえ、とにかくモレがない。
財団法人小倉地区医療協会 三萩野病院 看護部

ベッド柵カバー「ガードマン」
市販のマットレスパッドを使用し、ベッド柵を覆えるように加工。ベッド柵を装着した際にズレないように下部に2カ所、リボン(紐)で固定できるようにしている。マットレスパッドの肌触りはソフトな感じで、室内を明るいイメージに変化させるよう、色の鮮やかなものを使用するようにしている。また、マットレスパッドを使用しているため、汚染時の洗い替えが可能。さらに、ベッド柵の隙間を覆えるようにしているため、ベッドのギャッジアップ時に手足を挟むこともない。
医療法人寿芳会 芳野病院 看護部

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その他
離床反応アラーム「み・まも〜るなう」
転倒・転落を防ぐために、安易に抑制に頼ることなく、患者の負担を少なくした安全確保の方法として本作品を考案した。ナースコール連動の既製品よりも安価であり、ナースコールなどのシステムを必要としない。持ち運びでき、家庭の介護でも使用できるようにしている。対象の動きの強弱に合わせて、センサー部を2種類用意している。また、音量と紐の長さは調節可能。
株式会社日立製作所 日立総合病院 C棟3階看護局 保田 了

チューブ洗浄補助具「ここにあると便利!!チューブ・クリーン」
吸引後、排液チューブを洗浄するのに紙コップに水を入れていたが、コップの置き場所がなく、置いたとしてもベッド上では不安定だったので考案した。水を入れた使用済みペットボトル(500ml)をペットボトルカバーに入れ、吸引ビンの横に吊り下げておいて使用する。吸引後すぐ排液チューブの洗浄ができ、何回も水を汲む必要がなくなり、看護師の動線が短くなった。
芳賀赤十字病院 小児科病棟南3階 福田照美

シリンジ用遮光カバー「薬効まもる君」
これまでは遮光の必要な薬剤の入ったシリンジに遮光紙をテープで留めていた。しかし、ペラペラし、完全な遮光ができなかったり、シリンジ内の薬液のチェックがしにくかったりしたので考案した。材料は100mlシリンジ、遮光紙、のりだけなので低コストで、薬剤がついて汚れてもサッツと拭け、何回でも使用できる。また、シリンジにぴったりフィットし遮光も完璧で、薬剤のチェックも簡単。
国保 松戸市立病院 集中治療室

ハイカリバッグ用遮光カバー「光さける君」
既成の遮光カバーを使用していたが、混注薬剤が多いと遮光カバーに入れにくく、薬剤チェックの際の出し入れが面倒だったので考案した。従来のかぶせるタイプの遮光カバーをマジックテープなどを使って加工し前開きタイプにしたことで、出し入れも薬剤のチェックもしやすくなった。
国保 松戸市立病院 集中治療室 伊藤百恵

担当看護師ネーム「安心!たばね〜む」
集中治療室は点滴などの指示変更や他部門スタッフとの連携が多い。そのため担当看護師が明確でないとスムーズな治療・看護が提供できない。そこで、ベッドサイドで担当看護師をぱっとすぐ確認できるものとして本作品を考案した。ICUスタッフ全員の名札がリングに通してあるので、担当看護師がその場を離れるときは、交代する看護師がすぐに自分の名札に変更できる。
国保 松戸市立病院 集中治療室

手指拘縮予防具「にぎっ手」
集中治療室では沈静下での治療も多く、関節の拘縮問題に悩んでいたため考案した。本作品の中には綿が詰まっていて、使用する患者の手の大きさに合わせて綿の量が調整できる。また、お茶のティーバッグを中に入れることで消臭力も期待でき、洗濯も可能。
国保 松戸市立病院 集中治療室

「患者移動板 "エコスライダー"」
手術終了後、迎えのストレッチャーへの横移動をスムーズに、患者を安全・安楽に行なう目的で考案した。高価なものは沢山あるが、エコを考えビニールの性質を利用した本作品を製作した。ダンボール箱、ビニール袋と廃材の不織布を使用しているので安価。汚染時はそのまま交換できるし、狭い手術室でも保管に困らない。
東京ベイ・浦安・市川医療センター 看護部外来(手術室)

心電図端子コード「からみま線」
心電図端子コード1本づつに、縦に割を入れたストローを被せ、セロテープで割を保護し、胸部用3本づつ、四肢用2本づつ端子番号順にガムテープで固定した。端子を目的別、順序に合わせて束ね、固定したことで、細かなコードのからみはストローを上下に動かすことで解けるようになった。コードのからみによるイライラ感が消失、迅速性・利便性が上がり、緊急時対応速度が速くなった。
千葉県循環器病センター 外来 古川香苗

リサイクルホスピタリティキャンドル「医の灯(ともしび)! ハッピーキャンドル」
結婚式場で使われるブライダルキャンドルは披露宴のメインとして多くの結婚式場で使われているが、ほんの数分燃やされただけで使用後はゴミとして破棄されている。その破棄されるブライダルキャンドルを無償で提供していただき、当院スタッフが再加工し、緊急災害時用備蓄品として備蓄したり、病院クリスマスイベント用として再使用している。
医療法人財団献心会 川越胃腸病院 医療サービス対応事務局

外転枕力バー
大腿骨の人工骨頭挿入術後は外転枕を足の間に挟み、良肢位を保持し脱臼を予防しているが、枕との接着面に皮膚トラブルが生じたり、高齢の患者の場合、枕を自分ではずし、良肢位が保てないなどの問題があった。そのため、安全に装着でき、安楽に、確実に良肢位の保持ができるように外転枕を改良できないかと考えキルト地で本作品を製作した。固定するためのベルトはひもタイプとくるむタイプの2種類を作り、患者によって使い分けている。
横浜新都市脳神経外科病院 新館4階病棟 野田佳菜絵、藤元美穂

フェイスボード
多職種のスタッフが多人数使用するステーションの中央部に貼りだし、皆が見えるようにしている。また、フェイスボードには写真、氏名、職種と一言コメントが付けられている。スタッフの名前が覚えやすく、職種ではなく氏名で呼ぶようになった。
兵庫県立姫路循環器病センター 看護部

子どもの脳波検査用の帽子「ドリームハット(夢ハット)」
24時間の脳波検査の電極固定を嫌がらず、楽しみながらスムーズに行なえるよう本作品を考案した。吸湿性、通気性を考え、電極が外れないような頭にフィットする素材ということでストッキングを使用している。そして、子供が親しみやすいアニマルキャラクター(黒ネコ、ウサギ、クマなど)の顔をイメージした帽子にし、遊び感覚で検査が受けられるように工夫している。また、帽子のサイズを増やすことでさまざまな年齢に対応している。
独立行政法人国立病院機構 香川小児病院 7病棟

保温ベスト
カテーテル室は低い温度設定となっており、検査対象の患者から「寒かった」と言われたのをきっかけに保温対策のために考案した。術野の邪魔にならず保温ができるよう、両サイドはカットされており、後から前へ覆うように着用するため腕を通す必要がない。
医療法人社団誠心会 萩原中央病院 4階病棟 森友恵子

点滴交換用ライト「照るりん」
夜間の点滴交換時、ハンディライトやベッドランプの使用では、安全性・確実性に欠けることと、患者の睡眠を妨げる等の問題があった。そこで、100円ショップのクリップタイプのミニライトの利用を思いつき、点滴架台に装着した。安価で、ライトの角度をアームで自由に設定でき、また、点滴管理に必要な手元の照度も十分で、両手も自由に使えるので、安全、確実に点滴交換できる。さらに、患者の睡眠の妨げとならず、ポイントを絞って照らすことができる。
自衛隊別府病院 看護課 病棟 竹下つかさ

検査用3Lトランクス「セキトランクス」
市販の検査用トランクスでは対応できない大きな体型の患者のために3Lトランクスを製作した。メッキンクルム(150×150cm)を用いて、胴囲および大腿径を市販の検査用のものの倍とし、検査中の体位変換による破れや密着感や、大腿部の露出を少なくした。この結果、大きな体型の患者も検査用トランクスを快適に着用にし、プライバシーも保持できるようになった。
自衛隊別府病院 看護課 内視鏡室 加藤琴美

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