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特別企画「第7回 こんなものを作ってみました!看護のアイデアde賞」

特別企画 第7回こんなものを作ってみました!看護のアイデアde賞

「国際モダンホスピタルショウ2014」では、特別企画として『第7回 こんなものを作ってみました!看護のアイデアde賞』を実施しました。
看護業務のみに限らず病院・診療所等、医療施設内のさまざまな部署において、患者さんのケアなどに携わる医療従事者等の着眼によって生み出されたさまざまな改善工夫・アイデアのかずかずを幅広く募集しました。この結果41点の応募があり、審査委員会において、グランプリを1点、準グランプリ2点、さらにハッピーde賞と“商品化を期待しま賞”が各1点選ばれました。“商品化を期待しま賞”は、応募作品をすぐにでも現場で活用したいと審査委員自身も考え、早期の商品化を期待したいとの気持ちをこめて表彰することとしたものです。
募集内容は、生活支援(QOL向上等)、医療安全(不安解消・医療廃棄物・感染等)、患者参画(情報提供・教育)などの分野についてでしたが、今回は医療安全が全応募作品の39.7%で、次いで生活支援26.9%でした。また応募作品の使用場所としては病室がもっとも多く44.6%、次いでその他院内が33.3%、在宅が15.8%、手術室が6.3%でした。
審査にあたっては、あらかじめ応募者から提出していただいた「作品を開発・工夫したきっかけ・背景」「作品の特徴・改善工夫のポイント」「使用した時の利点・利便・有効性」「実際の現場での使用状況とその評価」「院内安全委員会で事前に検討されたか」等についてのレポートを中心に、さらにネーミングや、看護する側と看護される側の両方の視点から、その機能等をみた時の具合や、看護の質の向上への貢献度についても加味し、審査されました。

★★★グランプリ
お肌にやさしい潤う保湿液「ブレンド酢」
独立行政法人地域医療機能推進機構 群馬中央病院附属介護老人保健施設
★★準グランプリ
経管栄養注入時の容器「栄養、楽にできるんで吸う」
邑楽館林医療事務組合 館林厚生病院 回復期リハビリテーション病棟 田村直美
介護指導パンフレット「介護パッド」
介護パッド「吸引」「経管栄養」「胃瘻チューブの管理」 および
介護指導を行うための人形「キヌピーちゃん」の作成については
http://renkeikinugasa.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html
からダウンロードできます。 また「よこすか介護パッド&キヌピーちゃん」からでも検索できます。
社会福祉法人日本医療伝道会 衣笠病院 チーム衣笠
★ハッピーde賞
円背枕「ええあんばいや〜枕」
社会医療法人若弘会 若草第一病院 看護部 救急外来 上山明美
★商品化を期待しま賞
ロック付きシリンジ「ミエルンダー」
社会福祉法人思賜財団 龍ヶ崎済生会病院 看護部 ICU 高橋健次
「第1回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第2回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第3回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第4回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第5回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第6回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
★★★グランプリ
お肌にやさしい潤う保湿液「ブレンド酢」
【分野】その他
製品の特徴

高齢者は新陳代謝が低下し、皮膚の乾燥や落屑がおこりやすく、症状が悪化すると掻痒感が発生し掻き壊しや皮膚を破綻してしまう場合がある。当施設でも市販・処方された軟膏を塗布していたが、一時的な効果であり持続性がなかった。そこで、材料が安価で皮膚抗炎症作用・皮膚代謝作用がある果実酢と、保湿効果のあるオリーブ油をブレンドした保湿液を考案した。
評
りんご酢とオリーブ油をブレンドした保湿液による高齢者の皮膚状態の変化についての観察レポートも拝見させてもらった。しっかりとした対応に、使用にあたっての十分な配慮がうかがえる。病院における看護ばかりでなく、介護老人保健施設でのこのような積極的な取り組みを見聞し嬉しく思う。
応募者
独立行政法人地域医療機能推進機構 群馬中央病院附属介護老人保健施設
★★準グランプリ
経管栄養注入時の容器「栄養、楽にできるんで吸う」
【分野】その他
製品の特徴

経管栄養の注入に際し、従来使っていた容器や計量カップ等では残量が少なくなった時、傾けて吸わなければならなかった。高齢の家族が行うと片手で注射器を操作できないため以前はトレーを傾けたりしていた。手も汚れるので、傾けずに出来て、楽に吸い上げる方法は無いかと考えた。今回考えた容器は、中央を漏斗状にしたことにより、量が少なくなってきた時は中央に降り集まるので、最後まできれいに吸い上げる事が出来る。容器を傾ける必要が無い。家族でも使いやすい。
評
経管栄養は在宅で、家族の手によって行なわれることが多いが、介護者が高齢の場合はとくに不安も高い。今回の容器は、家庭でも簡単に作れるし、操作も容易なので喜ばれると思う。
応募者
邑楽館林医療事務組合 館林厚生病院 回復期リハビリテーション病棟 田村直美
★★準グランプリ
介護指導パンフレット「介護パッド」
【分野】患者参画
製品の特徴

患者が病院から在宅に移行する際、病院と在宅との環境が違うという点や、看護師にも在宅経験のないものもおり、こうした中で患者指導について統一がなされていなかった。在院日数の短縮と医療依存度の高い状態で介護する家族への指導が十分なされていないことへの改善の必要があった。「介護パッド」は見やすく、イメージしやすく、理解しやすく、指導しやすいことを目指し製作した。病院と訪問看護ステーションで共有も出来、患者家族も理解しやすく、実行しやすく、見直ししやすくもなった。

評
吸引や、経管栄養、胃瘻チューブの管理等は、介護家族にとっては不安が強い。看護師が患者や家族に指導することになるが、その看護師も在宅での経験の浅い者では退院指導に自信が揺らぐ。そうした時にも今回の介護指導パンフレットは有効で、かつ介護する家族にとってはうれしい教本と言える。
応募者
社会福祉法人日本医療伝道会 衣笠病院 チーム衣笠
★ハッピーde賞
円背枕「ええあんばいや〜枕」
【分野】医療安全
製品の特徴
救急搬送される患者さんの中には、老人性円背により自力で仰臥位を保持できない方がいる。仰臥位が必要な検査や処置を行う場合、クッションを使って体位を保持するが、ストレッチャー上は狭く挿入しにくいうえ、背中の曲がっている角度により高さ調整が難しく、何度もクッションを挿入し直すことで、患者さんに苦痛を与えることもあった。安全・安楽で、効率性のある枕を調べたが無かったため、自作した。形をU字形にして、これひとつで安定できるように工夫した。
応募者
社会医療法人若弘会 若草第一病院 看護部 救急外来 上山明美
★商品化を期待しま賞
ロック付きシリンジ「ミエルンダー」
【分野】医療安全
製品の特徴
シリンジポンプを使用して薬剤投与する場合、当院では安全を考慮し患者氏名、薬剤名、投与速度等がわかるようシールを貼付している。しかし、このシールでシリンジが覆われることで、目盛りが隠れてしまい残量の把握がしにくい状況となり、残量アラームが鳴ってから薬剤の準備をすることとなるため、他の業務中の場合.中断しておこなわなければならなかった。今回は別途、シールでメモリを印刷しこれをプランジャー(押し子)に貼り付けた。これにより残量が一目でわかるため、事前に薬剤の準備が出来るようになった。
応募者
社会福祉法人思賜財団 龍ヶ崎済生会病院 看護部 ICU 高橋健次
「第1回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第2回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第3回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第4回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第5回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから
「第6回 こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」 受賞作品はこちらから