全体構成
テーマについて
活力ある地域社会の実現
〜明日を拓く経営戦略〜
今日の先行き不透明な厳しい社会状況の中で、自治体がめざす地域社会の実現に向け、今こそ戦略眼を視座に据えた経営を展開することによって、活力に満ちた地域の明日が拓かれることを願い、自治体総合フェア2010は前回を継承、「活力ある地域社会の実現 〜明日を拓く経営戦略〜」をテーマに掲げることといたしました。
今日、自治体経営の難題としては、「地域の活性化」と「行財政基盤の強化」、「安心と安全」の3つが挙げられます。少子高齢社会を迎え、わが国の「産業構造」「社会構造」が大きく変わり、「光」と「影」の両極端な世界が生まれました。こうした状況の中にあって自治体が立たされている未曾有の課題に対応するには、外部環境の変化を捉えた自治体自身の変革が必須です。まさに企業の経営革新と同様な意識と行動が要請されます。
地域社会では、財政の逼迫や格差の増長、住民サービスの一層の向上と、安心・安全な社会の実現を図ること等など課題は累積しています。一方、自治体と、NPOなど組織化された団体、商店会、地域の産業を支える企業等との協働が推し進められ、またさまざまなライフスタイルをもった多様な市民との共生も重要課題として挙げられています。
これらの課題解決のためにも“活力ある地域社会の実現”が求められるわけですが、地域の活力は、地域で生活し活動する市民・企業・行政がこぞって、その地にある様々な人的・知的・物的資源を最大限に活用し、地域の個性や特性をいかしながら多種・多様な活動を総合的に展開することによって初めて生まれてくると考えられます。自治体総合フェア2010のテーマは、今日の自治体の抱える課題そのものと言えるのではないでしょうか。