成長を続ける組織や個人の背中を追うと、ある共通項が見えてきます。 それは、組織を率いる「覚悟」「責任感」「実行力」です。 本連載では、具体的なエピソードを手がかりに、意思決定の裏側にある葛藤と、行動を加速させるマインドセット(思考の型)を紐解いていきます。 変化が激しい時代だからこそ求められる、シンプルかつ強力な「成長の原動力」を解き明かします。
(文:D-OMNi編集部)
中小企業経営実践論:マネジメントの仕組みをつくる(上)
覚悟を「仕組み」に変える組織デザイン―成長に伴う「6つの危機」―
目次
前回の連載では、経営者として重圧を引き受け、意思決定を下す「覚悟」について考えてみました。 しかし、どれほど熱い情熱や高い志を持っていたとしても、それが経営者個人の精神論にとどまっている限り、組織が持続的に動くことはありません。 中小企業マネジメントを成功させるためには、トップの決意を実効性のある制度や評価、業務フローといった「仕組み」へと転換させ、組織全体が自律的に駆動できるように整える必要があります。
この記事の執筆者
橋本堅次郎(はしもと・けんじろう)
日本文理大学学長
専門分野は経営学、組織変革、流通経営。「組織と人の成長に貢献する」が長年のミッション。小売業・コンサルタントファームを経て役員・管理職として食品業(東証1部)等の上場に携わる。 人材育成事業を起業後、2011年より日本文理大学経営経済学部教授として学生と社会人の指導、地域活性活動を行い、ミッションの実現に尽力している。2021年4月より日本文理大学学長に就任。
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