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特別企画「第8回 協働まちづくり表彰」結果概要

こどもが運営するまち「とさっ子タウン」

こどもたちに社会参画への興味を持ってもらうため、こどもたち自身がまちを運営する「とさっ子タウン」を実施。小学4年生から中学3年生まで400名がまちの仕組みやルールを学んだ後、大人の専門家の指導のもとで仕事をし、独自の通貨(こどものまち通貨)で給料をもらって税金を払う。まちの一員として買いものや遊びを楽しみ、起業し、選挙で市長や議員になって税率を変えるなど、自分たちの手でまちを作り上げていく体験は、社会の主人公としての意識を芽生えさせる大きなきっかけとなっている。
- 応募自治体
- :高知県高知市
- 協働団体
- :NPO高知市民会議
:高知市文化振興事業団

医療・介護ICT基盤「うすき石仏ねっと」活用推進事業

ICTを用いて市内の医療・介護の情報を関係者が共有することにより、地域住民への医療介護サービスに活用。すでに市内の大半の医療・介護機関が参加し、登録している市民は人口の二割超となる8,500人である。行政、医師会、歯科医師会、薬剤師会などが緊密に連携することで互いの顔が見える関係を構築し、それをベースとして、認知症連携システム、糖尿病連携システム、子どもたちへの生活習慣病対策、在宅医療連携といった多様な取り組みが広がっている。
- 応募自治体
- :大分県臼杵市
- 協働団体
- :臼杵市医師会
:臼津歯科医師会
:臼津薬剤師会

市民主役のまちづくりプロジェクト

平成22年に施行された「鯖江市民主役条例」の理念を推進するため、市民と行政が一体となった市民主役のまちづくりを実施している。現在も年間のべ40回近くの会合や研修会を開催。市民自らが新しい公共の担い手として市の事業を直営する「提案型市民主役事業化制度」、地域づくりのコーディネーター人材を養成するための講座、全国的に知られた「鯖江市JK課」プロジェクトとのコラボレーションなど、市民主役のまちづくりを形にするための様々な取り組みが行われている。
- 応募自治体
- :福井県鯖江市
- 協働団体
- :鯖江市民主役条例推進委員会

全国市町村“初”「延岡市の地域医療を守る条例」のまちづくり

地域の中核病院からの医師大量退職などを契機として、行政だけの取り組みに限界を感じた市民が「宮崎県北の地域医療を守る会」を立ち上げ、地域医療崩壊を食い止めるための活動が始まった。市でも、活動が一過性のものに終わらないよう、全国の市町村で初めて「地域医療を守る条例」を制定。市民・医療機関・行政が手を取り合い、「医療者が働きたい街」「市民が安心して暮らせる街」を目指すこととなった。最近では、医療機関の新規開業や新規診療科開設が続いており、取り組みは着実に実を結びつつある。
- 応募自治体
- :宮崎県延岡市
- 協働団体
- :宮崎県北の地域医療を守る会
:延岡市健康長寿推進市民会議