目標管理制度(MBO)
目標による管理制度(MBO)は、人事評価制度の一環として活用されています。
目標管理制度は職員一人ひとりが自分の職務目標を明確に掲げて職務遂行にあたるもので、実施にあたっては上司が部下に対して組織の年間目標と課題を説明し、これを受けて部下は半年あるいは1年間の仕事上の目標を定量的・定性的両面から、できるだけ具体的に目標を設定します。
そしてこれを目標管理シートに明示化します。(一般に目標管理シートの内容は、今期の重点目標、 目標達成のための具体的手段・方策、目標達成度についての自己評価(期末評価時に記入)、目標達成に関する上司の所見等からなります。)目標管理シートの作成ではトップダウンとボトムアップを行うところに特徴があります。
目標管理の最大の特長は「目標設定への参画」と「自己統制」にあります。「目標設定への参画」とは、職員自らが自発的に目標を設定することをいい、上司の指示命令によってではなく自主的に目標設定に取り組みます。したがって、部下の自主性を認めない「目標管理」や「ノルマによる管理」は、目標管理とはいえません。
具体的な内容と手順をステップごとに示すと以下のようになります。
第1ステップ
上司が部下に対して組織の年間全体目標や部門組織の年間目標を説明します。これを受けた部下は、半年あるいは1年間の仕事上の目標を定量的・定性的両面からできるだけ具体的にたてます。
第2ステップ
個人目標について上司と話し合い、部下が担当者として考える「達成すべきこと」と上司が部門長として考える「年間目標を達成するために担当者にやってもらうこと」をすり合せを行います。そして、上司の合意が得られた個人の期間目標を設定し文書にて明示化します。
第3ステップ
職員は自分で立てた目標の遂行に向けて、自律的に挑戦します。その間、上司は部下の業務進捗状況を確認したり意見交換を行う等により、支援します。
第4ステップ
期末になると部下は達成状況等を自己評価し、これを上司と話し合って上司が評価します。評価結果自体は制度の導入目的に照らして活用します。
・目標設定の手順等を時期を含めて提案
・研修等にて、評価者がわかりやすい(評価しやすい)目標の事例を提示
☑スムーズな目標設定
☑目標設定がしづらい(できない)被評価者への支援
「目標管理制度」に関連する
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第1ステップ
上司が部下に対して組織の年間全体目標や部門組織の年間目標を説明します。これを受けた部下は、半年あるいは1年間の仕事上の目標を定量的・定性的両面からできるだけ具体的にたてます。
第2ステップ
個人目標について上司と話し合い、個人の期間目標を設定し文書にて明示化します。
第3ステップ
職員は自分で立てた目標の遂行に向けて、自律的に挑戦します。その間、上司は部下の業務進捗状況を確認したり意見交換を行う等により、支援します。
第4ステップ
期末になると部下は達成状況等を自己評価し、これを上司と話し合って上司が評価します。評価結果自体は制度導入の目的に照らして活用します。
第1ステップ
上司が部下に対して組織の年間全体目標や部門組織の年間目標を説明します。これを受けた部下は、半年あるいは1年間の仕事上の目標を定量的・定性的両面からできるだけ具体的にたてます。
第2ステップ
個人目標について上司と話し合い、個人の期間目標を設定し文書にて明示化します。
第3ステップ
職員は自分で立てた目標の遂行に向けて、自律的に挑戦します。その間、上司は部下の業務進捗状況を確認したり意見交換を行う等により、支援します。
第4ステップ
期末になると部下は達成状況等を自己評価し、これを上司と話し合って上司が評価します。評価結果自体は制度導入の目的に照らして活用します。
目標による管理制度(MBO)は、
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